中学入試国語過去問講座の目的

スタディ・ラボの「中学入試国語過去問講座」は、学習意欲はあるのに国語の勉強が空回りしてしまって力が伸びずに悩んでいるお子さま、そして国語の学習方法や指導方法でとまどい、途方にくれている保護者の方を力強くバックアップしよう!という目的を持って生まれました。

どのような学習環境で学んでいても、ひとりひとりの子どもの国語力をチューンナップすることによって、学力面だけでなく精神面をサポートしていくことも本講座の目的とするところです。

すでに「国語過去問講座」をご利用いただいているお子さま自身から、そして保護者の方から、ノートのやり取りやメールを通じて国語についての認識や取り組み方がこれまでと大きく変わったとの嬉しいメッセージをいただいております。

GoogleやYahoo!の検索エンジンを使って、「中学受験」「国語」「添削」「過去問」などとキーワードを打ち込んでみてください。多くの塾や指導機関のリストが数ページにわたって表示されます。それぞれユニークな存立の由来・理念を持ち、サービスの魅力をアピールしていますが、ぜひ、それらの塾や指導機関の提供するプログラムとスタディ・ラボの「中学入試国語過去問講座」を比較検討してみてください。企業の側の理想や論理ではなく、多様な学習環境や学力状況にあるお子さま、そしてご家庭が本当に必要としていること、求めていることは何なのかを真摯に追求する視点に立って設計された「中学入試国語過去問講座」の持つ有用性をご理解いただけると思っております。

それでは、数多い学習プログラムの中にあってスタディ・ラボの「中学入試過去問講座」が持つ独自の価値とは何なのか? 以下に「中学入試国語過去問講座」の持つ3つの特長についてご説明申し上げます。

1.国/私立中学の過去問題を利用

スタディ・ラボの「国語過去問講座」の特長の1つは、実際の入試に内容および形式がもっとも近い、私立・国立中学校の過去問題を「良質の問題集」として利用している点にあります。 過去問題に取り組むことにより、現時点では問題を解くことができなくても、中学入試で出題される国語の問題レベルや傾向を知ることができ、合格という「ゴール」をイメージしやすくなります。そして、現時点で自分のできること、できないことが明らかになることで、今後、入試に向けて何を、どのように学んでいけばよいのかという国語学習の方向性をつかむことができるようになります。

学習の方向性や学習項目の重要度ないし優先順位を知ることは、不効率な勉強を避け、中学が真に求めている力を付けて合格するための不可欠な前提となります。「合格という目標を視野におきつつ現在の己を知る」という、普段の学習の中ではなかなか実感できない自己の現状を本講座に取り組むことで認識していただけることと思っております。

2.読解・解答・表現・検証すべてを対象

スタディ・ラボの「国語過去問講座」の特長の2つめは、問題を解いた成果(結果)としての解答のみならず、1.文章の読み方、2.問題への取り組み方、3.解答用紙への表現の方法、さらには、4.(1.~ 3.までの)各プロセスの検証方法と次に向けての学習方法のすべてがアドバイスの対象であるという点です。

答案用紙に記入された解答のみを採点・添削の対象とする通信講座は数多く存在しますが、スタディ・ラボの「中学入試国語過去問講座」では、答案用紙のみならず問題冊子に施した線や印、下書き、そしてノートの記述内容を含めた全てにわたってチェックを行っています。答案用紙だけでなく、問題冊子やノート(スタディ・ラボではこれらを「学習資料」と呼んでおります)を一括してスタディ・ラボにお送りいただくのも、国語を学ぶ上で不可欠な要素となる「読解」「解答」「表現」「検証」の4つのプロセスをきめ細かくチェックして適切なアドバイスをするためなのです。

なんとなく文章を読み、曖昧な記憶をもとに問題を解くような勉強をどんなに繰り返しても国語の力が伸びることは決してありません。そもそも、「文章を読む」とは、「問題を解く」とは、どのようなことなのかを受験生自身が理解しようとし、それに向けた意識を持たなければ自覚的な国語学習は成り立たないのです。

それゆえ、スタディ・ラボの「中学入試国語過去問講座」においては、文章を読んでから、問題を解き、答案用紙に解答を記すという、「読解」→「解答」→「表現」というプロセスのひとつひとつを、それぞれのプロセスの持つ意義や目的を明らかにしながら、実現手段について指導をしていくという手法を採用しています。そして、これら一連のプロセスを自分自身で「検証」していけるようなアドバイスまでを含めて「4つのプロセス」と呼んでいるのです。

このような指導方法を採用することにより、受講生の文章の読み方や設問への注意の度合いなど、解答からだけからは判断できないような、意識の持ち方やミスを導いた原因や傾向などを探知して、きめ細かなアドバイスをすることが初めて可能となります。結果としての解答そのものの是非だけでなく、その解答を導いた思考過程や意識の持ち方、そして今後の指針をも含めてトータルに問題を解決し、自主的に国語力を伸長していくシステムとなっているのです。

3.柔軟な受講・スケジュール調整が可能

スタディ・ラボの「中学入試国語過去問講座」特長の3つめは、柔軟な受講・スケジュール調整が可能な点にあります。

本講座は、1回のみのご利用も可能で、その後の必要性や学習効果を判断しながら任意に継続していただけるシステムを採用しております。数回分の授業料を前払いさせて途中解約するために煩わしい手続きを強いるようなこともなく、受講料は安心の後払いとなっております。また、入会金や初期費用のような不合理に感じられる負担もございません。

以上のように、様々な学習環境にあるお子さまに、無理のない学習スケジュールで国語力を伸ばしていけるよう、そして、ご家庭にとっても心理的・経済的な負担を最小限にして受講していただけるように配慮しております。

すでに、うちの子は塾に通っているので・・・とスタディ・ラボのホームページを訪れていただきながら受講を躊躇されている方も多いかと思いますが、現に「中学入試国語過去問講座」を利用されている受講生の学習環境は非常に多様です。進学塾に通っているお子さまも、家庭学習中心で大手進学塾の公開テストのみを受けるお子さまも、あるいは大手の通信添削講座を受けているお子さまもいらっしゃいます。

「国語過去問指導講座」単独でのご受講はもちろんのこと、「中学入試国語過去問講座」では、他の指導機関においてはなされないきめ細かい独自の指導を展開しているため、進学塾に通われているお子さま、個別指導や添削指導を受けているお子さまが、塾や個別指導と併用しながら国語力を重点的に補強していくケースでも大きな効果をあげているのです。

ここでもう少し詳しく、スタディ・ラボの「中学入試国語過去問講座」を進学塾と併用するケースについて掘り下げてみることにしましょう。

進学塾には、同じレベルの仲間が競い合うことで学習意欲に刺激が得られるというシナジー効果が、また、大人数が受験する塾内部のテストや公開模擬試験等において客観的に自分の位置を知ることができるというスケールメリットがあります。わたくし(冴本)自身、大手進学塾の国語科講師を長年務めていた経験から、進学塾の持つこうしたメリットが学力伸長や合格に果たす意義や効能は十分に理解しております。こうした効果は最大限に活用していきたいですね。

ただし、高学年になってくると進学塾のカリキュラムは一般的にかなりハードに組まれています。ほとんどの進学塾では中学入試に必要な主要4科目(国語・算数・社会・理科)が1週間単位で編成されていて、通塾日も週のうち3~5日になるのが一般的で(単科講座が設定されている塾もありますが、内部生向けオプションという位置づけが多いようです)、週例テストや月ごとにある公開模試のための家庭学習も相当な質と量を要求されます。

また、成績別クラス編成を採用する塾では、クラス編成は4科目での総合成績を基準に行われるため、苦手科目のみに専心しようとするとクラス陥落の危険を冒さなければならず、これが意外なほど大きなプレッシャーになっています。そのため家庭学習も、得意科目でテストの基本点を確保しようという戦術に傾きやすく、どうしても苦手科目への根本的な対応が後手に回ってしまうのが実情です。授業→家庭学習→テストという固定されたサイクルを維持することに精一杯になるあまり、腰を据えて苦手科目・分野の補強をしようとする余裕が失われていくのかもしれません。大手進学塾が発表する、国・私立中学校のいわゆる「合格可能偏差値」も、受験科目全ての総合偏差値であって単科目の偏差値ないし科目間の学力の偏りといった情報は捨象されていることもこうした状況の消極的な反映かもしれません。

ただ、ここで改めて考えていただきたいのですが、これは手段と目的が逆転している状況ではないでしょうか? 進学塾に通うのは志望中学に合格することが最終目的だったはずです。4科目(場合によっては3科目や2科目)入試で合格点を取るためには、どの科目でも不得意科目があれば非常に不利な戦いを強いられます。得意科目でカバーできる場合もあるでしょうが、そのためには不得意科目の失点を穴埋めしてなお余りあるだけのずば抜けた好成績を残さなければなりません。でも、入試本番で得意科目がそのような期待に応えてくれるという保証はありません。入試合格の確実性を捨てて一発勝負に賭けてしまって良いものでしょうか? 絶対にそんなことはありませんよね。

だとすれば、普段から不得意科目はできるだけ作らないようにする、それも算数と並んで配点の大きな国語を不得意科目にすることは厳に避けるべきです。科目間のバランスを取りながら、総合学力をアップしていく、これが入試に備えて塾で学んでいく本来の目的でなければならないはずですよね。

逆にいえば、本来の目的を実現することができれば、すなわち、苦手科目を増強・補正することにより、科目間バランスを整えることができれば、志望校の選択範囲がぐっと広まることにもなります。テストによって一概には言えませんが、4科目とも偏差値55以上を取れば、総合偏差値は60を超える可能性が高まります。

学習塾の先生方としても、ひとりひとりの生徒に対して、一方で総合成績やクラスを維持しつつ、他方で不得意科目や分野のレベルアップを図っていきたい気持ちがあるにせよ、授業の焦点が個人よりもクラスに置かれるという事情、また、先に述べたような塾が自ら作り出したサイクルに縛られてしまっているという事情があります。いずれにしても、固定された塾の学習サイクルの中で苦手科目・分野のキャッチアップを図ることはなかなか難しいのです。

以上の点において誇張はないことはお子さまを塾に通わせている保護者の方ならよくご理解いただけることと思います。

このようなハードな学習環境の中で、苦手科目である国語を他科目と同じレベルまで引き上げていくためには、お子さまひとりひとりの現状や本人・ご家庭の志望校選択等の方針・希望を把握したうえで、きめ細かに対応していく必要があります。もちろん、塾、というよりは各教室の熱心な先生がとことん子どもの悩みに付き合って、質問に対応し、ノートを持ち帰って丁寧にノートや答案をチェックしてくださる場合もあるでしょうが、大手進学塾においては既定のカリキュラムに基づく集団対面授業が中心であるため、どうしても対応に限界が生じてしまいます。

この点、スタディ・ラボの「国語過去問講座」は、本来個性や能力の異なる子どもたちの「クラス」という集合体ではなく、受講生ひとりひとりの現状や、本人、ご家庭の希望を把握することを出発点としています。「クラスの牽引」ではなく、「個人の側からのバックアップ」という、塾とは異なる視点から学習方法の分析・提示と指導を内容とする講座であるため、学年ごと、成績層ごとに編成される塾のカリキュラムといった枠を超えて、時間的にも学習内容の面でも柔軟に対応することができます。それゆえ、塾に通いながらでも、通常の学習ペースを乱すことなく、ピンポイントで自己の弱点を補整・補強することができ、ご家庭での学習計画に本講座を無理のない形で組み込むことが可能となるのです。

以上、1.過去問の利用  2.「4つのプロセス」にわたる指導  3.受講の柔軟性という、スタディ・ラボ「中学受験国語過去問講座」の持つ3つの特長について説明させていただきました。

受講時期について

スタディ・ラボの「中学受験国語過去問講座」受講のスタート時期については、小学校5年生からをお薦めしております。

近年、低学年からの塾通いへのお誘いや無料イベントなどの広告が目につき、塾として将来の受講生を確保しようとする「青田買い」の要素があることは否めませんが、本格的に中学入試を意識した過去問の取り組みは、小学校5年生からで十分です。もちろん、6年生新学期からのスタートでも決して遅すぎるということはありませんが、6年生になると他科目の学習内容も難しくなり、勉強時間の制約も大きくなるため、比較的余裕のある5年生の間~6年生の夏休みまでに過去問との付き合い方や「作法」に慣れ、夏休みからは志望校の過去問対策に注力するという形がベストだと考えます。